初めての…
きよらですょ
思い返すと、
付き合ったヒトは、
ほぼ、インテリおぼっちゃま系だったな…
予想どおりでしょ
誰も予想しておらんか…
そして、初めておしお吹かされたのもそんなカンジの1個上のヒトだったなぁ…
学生時代、どこかで落第したであろう、一個上だけど、同じ学年の彼
普通で、眼鏡で、お洒落さんだったなぁ…
半年位のお付き合い。もう、別れよう…と話していた、可愛らしい外車の中…黒革のシートは、新しい車の革の香り…
お父さんの2代目であろう…その丸っこいフォルムが私も好きだったよく送り迎えをしてくれていたな…
その日は、学校の近くの農場に停めて、よくある別れ際の口論に…
駄々を捏ね私は別れたくなかったの
彼は私に愛想つかしていたの
何故かは分かっていたの反省
じゃあ最後に脱ごう
ココでしよう
と男らしく
私の方から提案…
イヤイヤそうな彼だったけれど…kissして、抱き合って居たら気分がノッてきてくれて…
私の両手は彼の首の後ろで組み、kissは続行で、私の身体が硬くなり、くっつく
彼の右手の、指が、あり得ないくらいの激しさで、ぐちゃぐちゃに奥からからかき出す動きで…ぴちょびょで…
お腹にチカラを入れて、声が凄く出てしまったり、ぐぅーーーーっとチカラが入り息が止まったりで
ちゃぷちゃぴって
黒革のシートに水みたいなのが、ぴちゃっぴちゃって、みずみずしいのが、飛んでいき、
付いていたのが見えた…
えっ
ナニ
でも、結構その時は、どうでも、よくって、果てる…
もう、お別れの眼鏡の彼も普通にシテ
果てる…
ウエッティで私の、ぴちゃって飛び散ったものを、2人で拭き拭きしたなぁ…
あれって、
初めてのお潮だったよなぁ…
と思い出す私
お父さんの車の中とか、農場とか、かなりの青春真っ只中だったなぁ
数年後…
同窓会では、なんか気まずい空気が漂い、その彼とは、一言も話せなかった
ぴたぴた系のスーツに細白シャツで、相変わらずのお洒落感昇進した感アリアリだったけど…
向こうからしたら、私はどう映っていたのかな…
聞けずおしまい
いざとなると勇気ないヒトなの
ビビりなのに別れ際に脱ぐことは出来るワケの分からないヒトです
Kiyora