許してね

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ちょっとしたひとりごとです
 
 
宛先がなくて
 
少しだけつぶやかせてくだしゃい
 
 
 
 
 
小学生の頃
お母さんに初めて岐阜駅あたりに
連れてきてもらいました(笑)
 
 
幼きちっちゃかった私には
全部がおっきく見えて
 
電車に乗るだけで興奮して(笑)
 
都会だああああ!と思ったのを
覚えています(笑)(笑)
 
スクランブル交差点とかね(笑)
 
 
 
ロフトでねバムとケロのお人形
買ってもらったし
 
他にも何をねだったかな
 
 
ドトールで食べたサンドイッチが
めちゃくちゃおいしくて(笑)
 
 
 
 
 
子供って面白いなあと
改めて思って
 
大体の記憶なんて
どんどん新しいものがくるから
消えていくのに
 
 
いいことでもわるいことでも
印象に強かったことって
 
ずっとずっと当たり前に覚えてて
絶対消えなくて
 
それが基礎で土台で
私が出来ているような
 
 
 
 
 
昔はそうやってきっと
親から貰うものが多くて
 
初めてのものに触れると
キラキラして
わくわくして
 
 
でも気付けば高校生の頃は
岐阜駅なんて当たり前のもので
ただの通過地点で
 
 
 
この歳になったら
 
大体どこでも自分1人で行けて
 
大体なんでも自分で買えて
 
 
 
けど
 
いま好きにどこでも行くし
好きに欲しいものを買うけど
 
小さい頃よりもずっとずっと
 
喜びや嬉しさや感動とか
何分の一にもなってて
 
 
なんでこんなに
色褪せてるんやろうなあとか
 
 
 
 
 
また例えば
 
初めて付き合った人
 
すごくすごく
大事にしてくれたんだよね
 
 
抱きしめられただけで
心臓の音が響き渡るような
 
いい青春してたわああ(笑)
 
 
 
なんかなのにこんな(笑)
 
なんで私こんなんに
なっちゃったのかな(笑)
 
 
純粋な頃の自分跡形もなくて
さみしくて悲しくなる
 
 
 
 
なんやろうこの気持ち
 
 
仕方がないし
どうしようもないことなんだけど
 
 
いやだなあって
 
なんとなく
色褪せてほしくないなあって
 
 
初めてもらったときのままを
 
ずっとずっと
大切にしていたいのになあって
 
 
慣れてしまいたくない
 
当たり前になりたくない
 
 
 
 
もがいて足掻くような
 
そんな夜です
 
 
どうしようもないこと
 
わかって いるよ
 
 
 
それなのに探し求めているんだあ
 
 
 
 
感情が溢れて止まらなくて
 
たまらないの
 
 
宛先がなくて消えないの
 
 
なんかきょうすごく苦しい
 
 
 
人でいることが
たまにすごく苦しくなる
 
不思議な感覚
 
 
別に毎日幸せなんだけどね
 
 
 
多分感受性が豊かなんだよね
 
豊かすぎてたまに潰したくなる
 
いい意味で
 
 
 
 
ひとつひとつを全部
大切に大切に抱き締めていたい
 
何も被せたくない
 
 
 
 
水道工事って感じ
 
水道管が壊れたようなきょうなの
 
 
 
きょうだけだから
 
 
 
こんな日記も許してね
 
 
いやな気分にさせたらごめんね